13 赤ちゃんが生まれて3ヶ月、ようやく少し余裕が感じられるようになってきたころから予防接種が始まります。予防接種のやり方はほぼ毎年のように変わっています。

2006年(平成18年)4月からの変更点を含めてお伝えします。まず生後3ヶ月になると、BCG,ポリオ、3種混合(百日咳、破傷風、ジフテリア)の予防接種がスタートします。BCGは生後3ヶ月から6ヶ月までの間に1回接種します。以前のようにツベルクリン反応は行わずに直接BCG接種をします。三種混合は回数が多くて、一期として3回プラス1年後にもう1回受けなければなりません。

これらは多くの市町村では個別接種といって各医療機関で接種を行います。ただ、予防接種の中でポリオだけは集団接種で行っているところが多く、決められた日に接種会場に出掛けて受けなければなりません。ポリオは7歳半までは無料で受けられますが、なるべく1歳半までに済ませるのが良いでしょう。

日本は先進国の中では麻疹(ましん)=はしか=の流行が抑えきれていない国として有名(?)でした。世界中の国のほとんどで麻疹の予防接種は2回接種でしたが日本は1回でした。そこで今年4月から麻疹、風疹(ふうしん)が一緒になった混合ワクチンを生後1歳から2歳の間に1回、小学校に入学する前の1年間にもう1回接種することになりました。これにより麻疹を撲滅しようと本腰を入れることになりました。風疹も妊婦が感染すると生まれてくる赤ちゃんに障害が現れることもあり、一緒に予防しようとの考えです。1歳になったらなるべく早く(2歳までに)、1回目の麻疹、風疹混合ワクチンを接種しましょう。

ただ運が悪く、すでに麻疹、風疹のどちらかにかかってしまった人、または片方だけは接種がすんでいる人も、この混合ワクチンは受けられません。そのような人に対しては経過措置として、接種していないか、またはかかっていないものについて、2歳までは無料で受けられるます。

日本脳炎については時々質問されますが、現在接種を積極的に勧めないことになっています。昨年まで小学校6年生を対象に学校で集団接種をしていた二種混合ワクチン(破傷風とジフテリア)が今年からは個別接種になりました。

最後に良いお知らせがあります。青森県では今年4月から個別接種で行う予防接種(ポリオ以外すべて)を現在住んでいる市町村以外でも受けることが可能になりました。(広域予防接種制度)

津軽地域では、平川市と西目屋村に住んでいる人は広域予防接種制度に登録している医療機関であれば、弘前市でもどこでも受けられます。そのほかの方は住んでいる市町村で承諾を得る必要があります。なるべく子供の予防接種の機会を確保しようとの趣旨で始めた制度ですので、問い合わせてみると良いと思います。

予防接種は生後3ヶ月から次々と予定があります。予防接種同士の間隔なども決まりがありますので、打つ順番なども含め、掛かりつけの先生とよく相談して、効率よく受けたいものです。