弘前市松原の小児科 河内小児科・内科クリニック

ヘルパンギーナ・手足口病

ヘルパンギーナ・手足口病

ヘルパンギーナと手足口病はいわゆる“夏風邪”の代表です。ヘルパンギーナは急に高い熱がでてきて、のどを見ると口蓋垂(のどちんこ)周辺に赤い口内疹が見られます。咳とか鼻水はほとんどありません。コクサッキーウイルス(A群とB群があります)が原因ですが、コクサッキーウイルスはいくつもの型があるので、一年に2度とか、毎年かかることもよくあります。
熱は2-3日で下がりますが、唾液、尿、便などの中にウイルスがたくさんおりますので、小さな兄弟がいる場合は高率でうつります。

一方手足口病は典型的な例では手掌、足底に水疱様の発疹、口唇、口腔内に粘膜疹が見られます。それで手足口病と呼ばれているのですが、膝、腰とか、臀部、時にはほぼ全身に皮疹が見られることもあります。熱はほとんどなく、咳・鼻もみられないことが一般的です。しかし今年は大流行している手足口病は一日くらい高熱が見られて翌日発疹が出てくる人がほとんどで、例年と症状が違います。原因はヘルパンギーナと同じコクサッキーウイルスをはじめとするエンテロウイルスです。コクサッキーA10などで上の子供には手足口病の形で、下の子供にはヘルパンギーナの形で発症することもあります。この二つの病気は双子の兄弟のようなものといってもよいでしょう。

今年は6月から手足口病が流行しだし、昨年の数倍の患者さんが報告されております。9月に入ってもまだかなりの流行状態です。

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